2013年

2012年

2011年

過去の発生状況

 2014年   (今年の初見日は7月2日でした)               


キンボタル発生予測(今年は都合により結果の発表です)


  今年は発生予測の発表が出来ませんでしたが、結果から積算温度と初見日との関係を表示します。
 初見日の平年値は7月3日ですが、本年の初見日は7月2日という結果から、積算温度グラフに表示しているように、ほぼ発生の目安となる有効積算温度である1,250度に達した日である、7月2日に発生してくれました。
 今年の場合、5月中の積算温度グラフが平年値のグラフと同じように上昇していることから、5月下旬の時点で予測を発表していたら初見日は平年値の7月3日を予測していたと考えます。
 5月末から6月上旬にかけて少し気温が高かったただけで、その後のはほぼ平年並みの気温上昇であったことから、初見日が平年値よりも1日早まったのではないかと考えられます。
 結果、1ヶ月以上前のデータで初見日の予測が可能だという事を再確認しました。
 来年も見学や撮影にお出かけの際の参考にしていただければ幸いです。



発育有効積算温度グラフ

(7月4日現在)

 毎年2月以降の平均気温データの収集をして発生日の予測グラフを作成しています。






金ボタルの撮影をお考えの方は、下記の点に注意し機材の準備をお願いします。
 
暗闇でも手探りで十分使いこなせるようにカメラの操作は熟知しておきましょう。
   (早めに現地入りし、明るい内に全ての設定を完了しておきましょう)
 カメラはもちろん電子レリーズ・タイマーレリーズ等の電子機器のバッテリーの点検をする。
 記録するメディアは十分な空き容量を確保しておく。
   (1分4枚として、30分で120枚、1時間で240枚程度撮影)
 三脚のネジの緩み等はないか。
 撮影機材の雨対策は大丈夫か。
   (傘は迷惑になるのでお勧めできません)
 撮影が始まるとカメラのモニター・アクセスランプ等を含めて一切の灯りは禁物です。
   (光が漏れないようにするために黒い布等でカメラを覆うようにしましょう。)

その他、注意事項はこちらで確認してください 
         「金ボタルを守る会」のHPはこちら 

※●コンパクトデジカメでは写らないと諦めていた方に朗報です。
  以下の点に注意して撮影に挑戦してみて下さい。
   1,ISO感度を
3200以上に設定する。(コンデジはレンズが暗いため)
   2,ストロボを
発光禁止に設定する。
   3,シャッター速度を
15秒に設定する。(1/15ではありません)
   4,
連写モードに設定する。
   5,連続レリーズが必要なため、シャッターボタンを押さえた状態を保つために
     ガムテープ等でシャッターボタンを固定する。
     (シャッターを押さえる時にカメラが動いてもかまいません。最初の数枚は削除します)
   6,撮影開始のタイミングは、薄明かりが残っている時間帯から。
     (撮影後、編集の段階で明るすぎるカットは削除すればよい)
   7,撮影終了前にレンズキャップをして真っ暗のカット(ダークフレーム)をもう1枚撮影して     おきましょう。(合成処理をする時に必要になる場合があります)
   8,パソコンで合成して完成。
     (簡単に合成出来るフリーソフトも有りますので挑戦してみて下さい。)
※ 1,2,3,4,の設定が出来ない方は今回は諦めて下さい。