キンボタル発生予測
2月からの平均気温データの収集をしていますが、1日の平均気温が発育限界温度に達した日はありません。2月23日に気象庁から発表された長期予報によると、3月は比較的暖かくなりその後は平年並みとのことのようですが、さて、今年の初見日は平年並みの7月3日頃になるのでしょうか。(2月24日)
発育有効積算温度グラフ
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お待たせしました。
待望の金ボタルの季節まで40日余りとなりました。
今年は2月3月と気温が低く金ボタルの発生時期にどのように影響するのかと心配していましたが、4月以降は平年並みに順調に気温が上昇しましたので、このままいくと平年並みの7月2・3日ごろの発生が期待されます。
直前に、もう一度積算温度グラフを公開しますので過去のデータと合わせて比較し参考にしていただければ幸いです。
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(上の積算温度グラフは5月20日現在のもので、21日以降は平年値を基に積算して表示しています。最終的には多少変更があるかもしれません。)
発育有効積算温度グラフ (201年6月17日現在)
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金ボタルの発生時期がまもなくやってきます。
5月中旬以降は、ほぼ平年並みに順調に気温が上昇していますので、6月17日現在での発生時期の予測は、平年並みの7月3日頃に基準値に達するものと考えています。
見頃を迎えるのは発生から3〜4日後となると思いますので7月の第1週の週末あたりは外せないのではないでしょうか。
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◎ あくまでもデータを基にした数値ですので多少のズレはご容赦ください。
◎ 過去のデータも参考にしてください。
金ボタルの発生まで1週間程度になってきました。
昨日(6月26日)までの有効積算温度は1,102,2度(平年値1,100.9度)と順調に上昇し、このまま上昇すると平年発生日の7月3日には1,247.7度(平年値1,246.4度)に達成し、この頃から光り始めるのではないかと予測されます。(前後1日の誤差は許容範囲と考えています。)
積算温度グラフを見ても平年値とほぼ同様の上昇カーブを描いていますから当初の予測日に発生する確率は高いのではないかと考えています。
成虫の寿命が7日程度といわれていますから、最初に発生した成虫の寿命がくる前頃が一番の見頃ではないかと考えられますから、7月第1週末から翌週末が頃までが見頃ではないでしょうか。
写真撮影を考えている方は、週末の土日は撮影自粛となっているようですので気をつけて下さい。
(平成24年6月27日現在)
金ボタルの撮影をお考えの方は、そろそろ機材の準備をしておいた方がよいと思うます。
●暗闇でも手探りで十分使いこなせるようにカメラの操作は熟知しておきましょう。
●カメラはもちろん電子レリーズ・タイマーレリーズ等の電子機器のバッテリーの点検をする。
●記録するメディアは十分な空き容量を確保しておく。
●三脚のネジの緩み等はないか。
●撮影機材の雨対策は大丈夫か。(傘は迷惑になるのでお勧めできません)
●撮影が始まるとカメラのモニターを含めて一切の灯りは禁物です。
(光が漏れないようにするために黒い布等でカメラを覆うようにしましょう。)
●その他の注意事項はこちらで確認してください.